臨終の夕べまで

臨終の夕べまで

上島鬼貫という江戸時代の俳人の言葉だ。「うえしまきかん」でなく「うえしまおにつら」と読む。こんな恐ろしい名前をよくつけたものだ。芝居の悪役の名前だ。「臨終の夕べまで修行と知るべし」。ただこの言葉は武術修行にピタリと当てはまる。気に入った。死ぬまでが修行。俳諧の世界も武術の世界も同じ。

本多青仁斎靖邦のひとりごと

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立って半畳

立って半畳

この言葉は気にいっている。司馬遼太郎の「坂の上の雲」で秋山好古が言っていた。権力や金の亡者になるなということだ。「天下取っても二合半」というのは人間の胃袋の限界。権力がいくらあっても人間、これは平等。人間はなるほどよく設計されている。

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いろは

いろは

「いろは」かるた、というのは、江戸、京都、大阪、それぞれ特色があって面白い。い、は江戸では「犬も歩けば棒にあたる」、京都は「一寸先は闇」、大阪は「一を聞いて十を知る」、上方のいやいやいろはでは「いやいや三杯」。ものごとの始め、「いろは」から、という。武道も「いろは」の繰り返し。

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千鍛萬錬

千鍛萬錬

前回の「一技萬錬」はこの「千鍛萬錬」から来ているようだ。「千日の稽古を持って鍛とし、萬日の稽古をもって錬とする」の宮本武蔵だ。千日は約三年。武道は三年やっただけではやったといわない。万日(三〇年)でようやく一人前。人生五〇年の時代である。

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一技萬錬

一技萬錬

「いちぎばんれん」。この言葉だ。武道修行のすべてを表している。どうのこうの考えない。一つの技をつべこべ言わずに一万回繰り返せ。これが鍛錬だ。

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自ら燃える

自ら燃える

燃えるということは派手なパフォーマンスではない。心の炎だ。己が発するもの。気迫かもしれない。前を見据えてあらゆるものに向かう心底にあるもの。いつも輝いていなければならない。

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むつかしいことは

むつかしいことは

むつかしいことはやさしく…。出典はわからない。永六輔さんがよく使っていた。これはどんな世界でも通用する。ほかでもない武術修行にはぴったりの言葉だ。要するにに稽古は楽しくやるんです。

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稽古に神変あり

稽古に神変あり


稽古を何かの目的でやってると迷いが出る。これでいいのか、ああではないのか。淡々とやってればいいのだ。何でもそうだがすぐに結果が出るものではない。稽古続けていると、ある時、己の動きを映像で見て、おやっと、感じることがある。これが神変だ。

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稽古に神変あり

稽古に神変あり

枯木龍吟

枯木龍吟

枯れ木が立っている。もう余命いくばくもない。周りは静か。ところがこの木、突然目を覚ました。ある決意をする。天に向かって登り始めた。まわりも景色が変わっていく。年齢は体力ではない。精神力だ。

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平成28年9月14日
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